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JR九州,踏切設備のダウンタイム短縮に向けた実証実験を実施

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2020年11月10日掲載
JR九州821系

写真:JR九州821系  編集部撮影  南福岡車両区竹下車両派出にて  2018-10-5(取材協力:JR九州)

JR九州は,ソフトバンク・東邦電機工業とともに,踏切設備のダウンタイム(支障・異常発生による閉鎖時間)短縮に向け,踏切設備の動作ログを遠隔地から確認するシステムの実証実験を,2020(令和2)年11月20日(金)から2021(令和3)年1月31日(日)まで実施すると発表した.

JR九州,踏切設備のダウンタイム短縮に向けた実証実験を実施

 実証実験では,踏切制御装置や警報機,遮断機などの踏切設備の動作ログを取得できる情報メモリ(VAM)にLPWA(Low Power Wide Area)通信モジュールを搭載した通信デバイスを接続させて,動作確認を行なう.また,踏切設備の動作ログをIoTプラットフォームに収集して,係員が遠隔地から確認し,運用面における検証を行なう.
 これまで,踏切設備が故障(警報が持続した状態など)した場合,係員が現場に到着後,情報メモリ(VAM)に解析装置を接続して踏切設備の動作ログを確認していたため,原因の特定に時間を要していた.今回のシステムを活用することで,係員は遠隔地から任意の時間などを指定して踏切設備の動作ログを確認できるため,復旧対応までの時間が短縮され,交通渋滞や歩行者の滞留の解消が期待されている.
 今後は,2021(令和3)年度から,交通量が多く,現地到着まで時間を要する踏切などに本システムを導入する予定で,設備の改善に努めるとしている.

特記以外の画像は,JR九州のニュースリリースから