東武鉄道では,新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から運休していたDL「大樹」について,2020(令和2)年10月31日(土)から運転を開始すると発表した.
下りは下今市10:29発(3号)・14:55発(7号),上りは鬼怒川温泉12:54発(4号)・16:43発(8号)とし,全列車が途中の東武ワールドスクウェアに停車する.あわせて,下今市では特急列車との接続を引き続き実施し,日光・鬼怒川エリアの観光とあわせて楽しめるダイヤとする.
また,2機目となるDE10 1109の導入により,SL「大樹」とDL「大樹」による2運用体制での運転が可能となったため,今後は,SL「大樹」・DL「大樹」あわせて,土休日を中心に4往復8本(平日運転時は原則2往復4本)の運転を実施する.
SL・DL座席指定券については,東武線各駅(押上・寄居,駅員無配置駅は除く),東武トップツアーズまたは主要旅行会社のほか,SL大樹・DL大樹インターネ ット購入・予約サービスで乗車日の1ヵ月前から発売される.
さらに運転開始にあたっては,客車内の車内除菌なども含めた新型コロナウイルスの感染防止対策を実施し,乗客が安心して利用 できるよう取り組むとしている.
写真上:DL「大樹」のイメージ(東武鉄道のニュースリリースから)
写真下:C11 207 編集部撮影 東武鉄道南栗橋車両管区にて(取材協力:東武鉄道)