伊予鉄道は伊予鉄バスとともに,2020(令和2)年10月1日(木)に運賃改定を実施すると発表した.
これは,各路線の維持確保とバリアフリー化,老朽化した設備などの安全投資のために実施するもので,2019(令和元)年10月の消費税率変更にともなう運賃改定時に据え置いた初乗り運賃と対キロ区間運賃を改定する.
郊外電車・市内電車の改定率は定期外が4.061%,定期が1.839%で平均3.3%となる.初乗り運賃は郊外電車(3kmまで)・市内電車(均一制)とも170円に値上げする(現行160円).また,郊外電車の対キロ区間運賃と定期運賃については,一部区間運賃を改定する.なお,市内電車の定期運賃は据え置きとなる.
このほか,「坊っちゃん列車」の運賃を1乗車1000円(現行800円)とするほか,シルバー定期については発売券種を1ヵ月のみとし,購入対象年齢を満75歳以上とする(運転免許返納者など一部を除く).
※写真はイメージです.
伊予鉄道,10月1日に運賃改定を実施
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