JR四国は,2020(令和2)年8月11日(火)付けで,牟岐線の阿波海南—海部間(1.5km)の鉄道事業廃止届を国土交通大臣あてに提出したと発表した.
これは,阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビークル)導入にともなうもので,現在牟岐線の牟岐—海部間では,2021(令和3)年1月31日(日)までの間,バス代行が実施されている.なお廃止予定日は,2021(令和3)年8月31日(火)としているが,四国運輸局による関係者への意見の聴取をふまえ,予定日から繰り上がる場合もある.
また,阿波海南—海部間については,阿佐海岸鉄道が,阿佐東線へのDMV導入にともなう鉄道事業許可を同日に申請しており,営業運転では,阿波海南—甲浦間を鉄道モードで走行,阿波海南・甲浦でそれぞれモードチェンジを行ない,バスモードでの運転を予定している.
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