カトーは,2020(令和2)年12月の発売予定商品を発表しました.
■EF81 北斗星色
寝台特急“北斗星”のけん引機であった,北斗星色のEF81形がフルリニューアルのうえで発売されます.
製品は,2000(平成12)年から2009(平成21)年ごろの仕様がプロトタイプで,赤2号のボディ(側窓を含む)に流れ星マークの付いた外観が美しく再現されます.縦長の電暖表示灯や,屋根上の常磐無線アンテナ撤去跡の再現のほか,屋上部分の碍子は緑色,車体各部のHゴムは黒色で再現されます.
ヘッドマークは“北斗星”・“エルム”が付属し,クイックヘッドマーク対応です.製造銘板とナンバープレートは選択式で,日立・三菱電機+三菱重工の2種類と86・93・96・98号機が付属します.発売価格は7500円(税抜)です.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
■DD51後期 耐寒形 北斗星
上記EF81形とともに,寝台特急“北斗星”のけん引機として活躍した,JR北海道の北斗星色のDD51形も一部仕様をリニューアルして発売されます.
製品は,ブルートレインけん引機(A寒地仕様)をプロトタイプとし,美しい塗装や車体表記,手すり・ランボード・エンドビームをはじめ,JR列車無線アンテナなどのディテールが再現されます.また,キャブの前面窓が実感的な形状に改良されるほか,スノープロウ・旋回窓・ホイッスルカバーを装備し,タブレットキャッチャー・同保護板・縦雨樋なしの形態が製品に反映されます.さらに特徴的な形状のヘッドマークステーは別パーツとします.
ヘッドマークは“北斗星”・“カシオペア”が付属し,ナンバープレートは1137・1138・1140・1142号機が付属します.発売価格は7300円(税抜)です.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
■415系100番代(九州色)
九州地区の普通・快速列車を中心に活躍するJR九州の415系100番台が製品化されます.
製品は,大分車両センター所属のFo122(4両基本セット),Fo103(4両増結セット)編成をプロトタイプとし,クリーム10号の車体に青23号の帯が入った,九州の415系ならではの塗装が再現されます.
側面行先サボ枠・妻面キャンバス抑え・屋根上ベンチレータが撤去され,パンタ下の側面ルーバが閉塞された外観が再現されます.4両基本セットは原形の側窓,4両増結セットは一部側窓が固定窓化された形態とし,クーラは日立製のAU75BH形を新規に製作.九州独特の色の濃いクーラが製品に反映されます.
また,碍子の色は緑色で,車内のイスは青色のロングシートが再現されます.前面表示は無地のものを取付け済みとし,交換用前面表示(無地)と行先表示シールが付属します.
価格は,4両基本セットが14200円(税抜),4両増結セットが9900円(税抜)です.なお,ホビーセンターカトー扱いで,増結セットに組み込める「<28-243>415系九州色増結セット用動力装置」(税抜3400円)も発売されます.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.