JR西日本では,新型コロナウイルスの影響により運休中の観光列車のうち,七尾線を走る観光列車「花嫁のれん」と,城端線・氷見線を走る「ベル・モンターニュ・エ・メール」(通称:べるもんた)について,2020(令和2)年8月1(土)から運転を再開すると発表した.
「花嫁のれん」は,8月1日(土)から2021(令和3)年2月28日(日)までの金曜から月曜と祝日を中心に,1日2往復,合計117日間運転する(1月1日〜3日を除く).
運転再開にあわせて,「和軽食セット」・「ほろよいセット」・「スイーツセット」を夏メニューに変更する.「和軽食セット」・「ほろよいセット」は,1831(天保元)年創業の金沢の老舗料亭「大友楼」監修・製造による,沿線地域の季節ならではの食材や料理を織り交ぜたオリジナルセレクトメニューとなる.また,「スイーツセット」は,世界的に活躍するパティシエ・辻口博啓氏監修によるもので,地元の食材を使用し,夏らしい爽やかなオレンジで仕上げたオリジナルセレクトスイーツが提供される.さらに,8月の運転期間中は利用客を対象に,「花嫁のれんメモ帳」または「シール」がプレゼントされる.
「ベル・モンターニュ・エ・メール」は,8月1日(土)から2021(令和3)年2月28日(日)まで,土曜日は城端線(高岡・新高岡—城端間),日曜日は氷見線(新高岡・高岡—氷見間)で,1日2往復,合計60日間運転する(1月2日・3日を除く).また,8月の運転期間中は利用客を対象に,「べるもんたのクリアファイル」がプレゼントされる.
なお,いずれの列車も新型コロナウィルス感染拡大防止のため,各種対策の実施や一部車内イベントが中止となる.また,今後の社会情勢や利用状況が変化した場合は運転を休止する.