JR西日本は,2020(令和2)年10月から12月に開催する「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」にあわせて,せとうちエリアで運転する新たな観光列車「et SETO ra(エトセトラ)」について,ロゴマークと運転概要を発表した.
列車名の「et SETO ra」は,ラテン語で「そのほかいろいろ・などなど・...など」を意味する「et cetera(エトセトラ)」と,広島弁で「たくさんの」・「多くの」を意味する「えっと」も込められている.またロゴは,人・街・食・伝統・素材・風習などのさまざまな思いが,ひとつのレールでつながり,違う地域を訪れることで,さらに大きなつながりを持つという思いを,「et SETO ra」の文字をつなげることで表現した.
使用車両はキハ47形2両編成(定員40名)で,全車グリーン車指定席の快速列車として運転し,乗車券のほかに普通列車用指定席グリーン券が必要となる.運転区間は往路を広島9:32発→尾道12:32着(呉線経由),復路を尾道14:24発(土休日13:45発)→宮島口16:40着(土休日16:07着,山陽本線経由)とする.
運転期間は,2020(令和2)年10月3日(土)から2021(令和3)年3月29日(月)までの月曜・金曜・土曜・日曜・祝日を中心に,合計102日間とする.なお,車内サービスなどについては,7月下旬ごろに発表される.
画像はすべてJR西日本のニュースリリースから