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特集 新幹線最前線2025
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トミーテック,2020年11月以降の発売予定品を発表

トミーテック,2020年11月以降の発売予定品を発表

トミーテックは,2020(令和2)年11月以降のNゲージ発売予定品を発表しました.

■近畿日本鉄道80000系「ひのとり」
 2020(令和2)年3月から大阪難波—近鉄名古屋間などで運転を開始した80000系「ひのとり」が製品化されます.
 製品は,特徴的な車体形状や側面ガラスのスモークガラスが再現されます.先頭車のプレミアムシートは赤色の床にベージュのシート,スタンダードシートは濃灰色の床に明灰色のシートとし,シートの形状は可能な限り立体的となります.ヘッド・テールライトは常点灯基板とし,ヘッドライトは白色LED,テールライトは赤色LEDが採用されます.さらに標識灯は,カラープリズムでオレンジ色の点灯のようすが再現されます.
 車体の「ひのとり」ロゴ・「プレミアムシート」ロゴは印刷済みとし,車番は転写シートによる選択式です.動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.なお,パンタグラフは上昇姿勢を見直した新規部品を採用し,パンタグラフのフレームは屋根と同色の姿が再現されます.価格は6両編成セット24000円(税抜)です.
※詳しくは,製品情報のページをご覧ください.

トミーテック,2020年11月以降の発売予定品を発表

■国鉄485系(くろしお)
 1985(昭和60)年,紀勢本線の急行“きのくに”が特急“くろしお”格上げされた際に投入された485系が製品化されます.
 “くろしお”用に投入された485系には,分割併合に備えて簡易貫通扉が設置されたサハ481改造のクハ480形0番台が組み込まれ,一部の列車では天王寺—白浜間で2編成を併結した8両編成で運転されました.また,クハ480形は改造種車の違いから,AU12形とAU13形の2種類のクーラが存在しました.
 製品のクハ480形は,AU12形クーラ搭載とし,スリット形タイフォンで簡易貫通扉の姿が新規で再現されます.またHゴムはグレーとし,先頭車に取付け可能なATS車上子パーツが付属します.ヘッド・テールライト,前面表示部は常点灯基板とし,ON-OFFスイッチが付きます.ヘッド・テールライト,トレインマーク,前面表示部は電球色LEDが採用されます.さらにトレインマークはカラープリズムの採用で白色に近い色で点灯します.
 JNRマークは印刷済みで,車番は転写シートによる選択式です.動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.価格は4両編成セット16000円(税抜)です.
※詳しくは,製品情報のページをご覧ください.
■JR キハ58系(パノラミックウインドータイプ・JR四国色)セット
■JR キハ58系(うわじま・JR四国色)セットB ※限定品
 JR四国色となったキハ58系のうち,パノラミックウインドータイプが含まれるセット<98081>と,急行“うわじま”などで活躍したキロ28形5200番台が含まれるセット<97931>がいずれもハイグレード(HG)仕様で製品化されます.
 共通事項して,Hゴムはグレーで再現され,TNカプラー(SP)が標準装備となります.JRマークは印刷済みで,車番は転写シートによる選択式です.また,ヘッド・テールライト,前面表示部は電球色LEDを採用し,前面表示部はカラープリズムの採用で白色に近い色で点灯します.前面表示部は,交換式で印刷済みパーツ「急行」「無地(白地)」が付属します.動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.
 <98081>は,JR四国色で初の製品化となるパノラミックウインドー車のキハ58形1100番台とキハ28形3000番台が含まれます.
 <97931>は,後期のキロ28形改造車で窓がユニットサッシ化されたキハ28形5200番台が含まれます.また,キハ58形は400番台の冷房改造車で,運転室側面窓下に点検口がないタイプで,実車において回転クロスシートのタイプが再現されます.さらに,キハ58形とキハ28形はトイレタンクが装着されます.
 価格は,<98081>(2両)が10700円(税抜),<97931>(3両)が15000円(税抜)です.
※詳しくは,各製品情報のページ(パノラミックウインドータイプ・JR四国色 セットうわじま・JR四国色 セットB)をご覧ください.
■JR E231系500番代(山手線)
 E231系500番代の山手線が,一部パーツを新規作成しリニューアルされます.
 製品では,遮光ケースが新規製作されるほか,モハE231-500に搭載の「SC60制御装置」やモハE230-500に搭載の「SC61電源装置」の形状がそれぞれ再現されます.また側面幕板部の車外スピーカは彫刻で立体的に表現されます.
 JRマークは印刷済みで,車番は選択式で,転写シートが基本セットに付属します.前面表示部は交換式で,印刷済みパーツを装着済みとし,交換用のパーツも付属します(基本セットのみ).ヘッド・テールライト,前面表示部は常点灯基板とし,白色LEDが採用されます.
 このほか,側面グリーンガラスが再現され,基本セットに含まれる動力車には,新形モータ「M-13」が採用されます.
 価格は,基本セット(6両)が19800円(税抜),増結セット(5両)が12400円(税抜)です.
※詳しくは,各製品情報のページ(基本セット増結セット)をご覧ください.
 このほか,Nゲージでは,日本石油輸送が所有するISO20ftタンクコンテナ(フレームタイプ・日本石油輸送・グリーン・2個入)が製品化されます.

トミーテック,2020年11月以降の発売予定品を発表

▲寝台特急“北陸” 百々貴俊撮影

■【1/80サイズ】JR 14系14形(北陸)
 14系14形で運転されていた寝台特急“北陸”のうち,90年代後半の個室寝台車が連結された姿が製品化されます.基本セット<HO-9057>に増結セット<HO-9058>2セットで12両編成が,増結セット<HO-9058>1セットで後年の8両編成が再現可能です.
 <HO-9057>は,A個室寝台車のオロネ14形700番代,B個室寝台とシャワー設備があるスハネ14形700番代を新規製作し,スハネ14形700番代の特徴的なシャワーロゴは印刷済みとなります.スハネフ14形のトレインマークは印刷済みパーツ「北陸」が付属し,テールライト側はケイディー互換タイプのカプラーを装着します.
 <HO-9058>は,B個室寝台車のスハネ14形750番台が新規製作されます.オハネ14形は扉の白帯がなく,非常口が閉鎖され窓だけ残った姿が再現されます.スハネフ14形はテールライト側も密自連形TNカプラーを装着し,トレインマークは印刷なしのものが付属します.
 共通事項として,クーラパーツは実車においてステンレス覆いのタイプとし,装着側面表示灯取付け済みです.Hゴムは黒色で再現されます.車番は選択式の転写シートが基本セットに付属します.また,妻面の形式自重換算表記など一部表記類印刷済みとなります.
 スハネフ14形については,JRマークは印刷済みとし,扉の白帯がなく,非常口が閉鎖され窓だけ残った姿が再現されます.テールライト・トレインマークは基板装備とし,ON-OFFスイッチ付きとなります.なお,最小半径はR600が通過可能です(S字線形除く).
 価格は,基本セット(4両)が42800円(税抜),増結セット(4両)が41900円(税抜)です.
※詳しくは,各製品情報のページ(基本セット増結セット)をご覧ください.

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