JR四国は,特急列車など一部の定期列車で実施していた運休・編成減車を,2020(令和2)年6月13日(土)から見直すと発表した.
これまで定期列車については,新型コロナウイルスの影響にともない,3月から5月のゴールデンウィーク期間を含め,運休や区間変更,列車編成の見直しなどを実施してきた.
また5月16日(土)以降は,平日1日あたりの運転本数が,“しおかぜ”16本(所定30本),“いしづち”26本(所定34本),“南風”14本(所定28本),“しまんと”4本(所定10本),“うずしお”21本(所定33本),“宇和海”22本(所定33本),“あしずり”12本(所定16本),“剣山”7本(所定13本),そのほか8本(所定8本)の合計130本(所定205本)に変更.快速“マリンライナー”についても同日以降,65本(所定75本)としていた.
なお,一部の特急“うずしお”・“剣山”については,6月13日(土)から30日(火)まで引き続き運休となる.また同期間,予讃線の一部の特急“しおかぜ”・“いしづち”は,宇多津・多度津での分割・併結を行わない.これにともない,特急“いしづち”は,下りの高松→多度津間,上りの宇多津→高松間のみの運転となり,高松方面から松山方面へ向かう場合は多度津で,松山方面から高松方面へ向かう場合は宇多津で乗り換えとなる.
すべての列車の運転再開は,7月1日(水)を予定しているが,今後も利用状況などにより運休や期間を変更する場合があるとしている.
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