JR西日本では,新幹線・在来線特急について,2020(令和2)年6月13日(土)以降の運転計画を見直すと発表した.
これまで,新型コロナウイルスの影響による著しい利用低下を受け,一部の定期列車を運休していたが,政府による緊急事態宣言が解除されたことと最近の利用傾向を踏まえたもので,山陽新幹線では,九州新幹線と直通する“みずほ”・“さくら”を含め,同日からすべての定期列車を運転する.
あわせて,減便期間中に時刻や停車駅などを変更して運転していた一部の“さくら”・“ひかり”については,6月12日(金)までの運転となる.また,“こだま”のうち,一部の列車・区間で時刻の変更を行なう.
これにより,6月13日(土)以降の1日あたりの運転本数は,“のぞみ”が105本,“ひかり”が31本,“みずほ”が16本,“さくら”が37本,“こだま”・“つばめ”があわせて69本(土・休日67本)とし,合計は258本(土・休日256本)となる.
このほか,北陸新幹線の“つるぎ”と,在来線特急の“サンダーバード”,“くろしお”,“こうのとり”,“きのさき”,“はしだて”,“まいづる”,“やくも”,岡山へ乗り入れるJR四国の“しおかぜ”,“南風”については,すべての定期列車について運転を再開する.
このうち特急“やくも”は,運休期間中に一部の駅で実施していた臨時停車を取りやめる.また快速“マリンライナー”は,一部の列車が児島—高松間で運休としていたが,岡山—高松間での運転を再開する.
なお,“はるか”については,引き続き一部の定期列車を運休とする.