JR東日本では,2020(令和2)年5月28日(木)から予定していた一部定期列車を削減する運転計画を取りやめると発表した.
これは,新型コロナウイルスの影響にともなう緊急事態宣言が一部解除されたことや,最近の利用状況を鑑みて実施するもので,対象としていた東北・上越・北陸・秋田・山形の各新幹線と中央線・常磐線の在来線特急は,現在のダイヤのまま運転する.なお,北海道新幹線については,一部列車が新青森—新函館北斗間で運転を取りやめるほか,「グランクラス」については,当面の間のサービス中止を継続する.
また在来線特急のうち,“踊り子”と“成田エクスプレス”については,一部の運休を継続する.あわせて,6月1日(月)から30日(火)までの臨時列車(新幹線:481本,在来線特急・快速:202本,のってたのしい列車:518本)についても,引き続き運休とする.
このほか,7月以降の臨時列車(新幹線:2876本,在来線特急・快速列車:2022本,「のってたのしい列車」:1722本)について,指定席の発売を見合せる.夏の臨時列車は,5月25日(月)発売の「JR時刻表(6月号)」や,JR東日本WEBサイト内の「各駅の時刻表」のページなどに掲載されているが,指定席の発売は当面の間見合せ,発売開始日については改めて発表する.