名古屋鉄道は,2020(令和2)年5月30日(土)の初列車から犬山線布袋駅付近の下り線(犬山方面)を高架線に切り替えると発表した.
犬山線布袋駅付近の鉄道高架化は,事業延長約1.8km,鉄道高架延長約1.4kmの事業計画で,事業主体である愛知県・江南市と協力し,2009(平成11)年10月から工事が進められてきた.なお上り線については,2017(平成29)年6月に高架線への切替えが完了している(鉄道ニュース2017年6月11日掲載記事参照).
現在の仮線から高架線への切替工事は,5月29日(金)の終列車後から30日(土)の初列車までに行なわれ,切り替え後も引き続き事業全体の完成を目指して,地上仮線の撤去と留置線の高架工事を進める.
また今回の切替えにより,事業区間内の6ヵ所の踏切が廃止される.あわせて,上下線ともに高架上のホームとなることから,西口・東口にある現在の改札口については,1ヵ所(新改札口)に統合される.
一部画像は名古屋鉄道のニュースリリースから