JR九州は,九州新幹線について,2020(令和2)年5月11日(月)以降の運転計画を見直すと発表した.
これは,新型コロナウイルスの影響により,「緊急事態宣言」が延長されたことを踏まえたもので,山陽新幹線と直通する“みずほ”・“さくら”は,1時間あたり1本程度の運転とする.また,九州新幹線内で運転する一部の“つばめ”についても,運転区間の変更や運休を行なう.このほか運転間隔や停車駅の調整のため,新大阪—鹿児島中央間に新たに臨時の“さくら”を,1日あたり合計14本(上り8本,下り6本)設定する.
これにより,5月11日(月)以降の1日あたりの運転本数は,“みずほ”が4本(所定16本),“さくら”が34本(所定50本),“つばめ”が45本(所定55本)となる.
なお,今後の社会情勢や利用状況などを考慮し,運転計画を変更する可能性があり,その場合は改めて発表される.また,すでに発表されている5月11日(月)以降の臨時列車をすべて運休とする計画に変更はない.