JR東日本横浜支社は,武蔵小杉駅の横須賀線下りホームの新設工事に着手すると発表した.
武蔵小杉駅やその周辺では,これまで混雑緩和・安全性向上などを目的として,2018(平成30)年度に新南改札付近への入場専用臨時改札とエスカレータの設置,南武線下りホームの一部拡幅を実施し,2019(令和元)年度には,横須賀線ホームにスレッドラインと転落防止注意喚起センサを整備するなど,さまざまな対策を実施してきた.また,横須賀線武蔵小杉駅の抜本的な混雑緩和対策として,下りホームの新設(2面2線化)を計画していたが,ホーム新設についての国の認可が得られたことから,ホーム新設などの工事に着手する.
新設される下りホームは,ホーム長311mで15両編成に対応する.ホーム幅員は約5mで,エレベータ1基,エスカレータ2基,階段2ヵ所が設置される.コンコースは,新下りホームへのエレベータ,エスカレータ,階段への通路となる部分の拡張を行なう.また既設ホームについては上り専用ホームとし,現在の下り線側には柵が設置される.
工事は2020(令和2)年4月に着工し,2022(令和4)年度末ごろの利用開始が予定されている.
画像はすべてJR東日本横浜支社のニュースリリースから