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大阪環状線京橋駅,リニューアル設備の使用を順次開始 〜北口駅舎もリニューアル〜

JR西日本 323系

写真:JR西日本323系  編集部撮影  近畿車輛株式会社 本社にて  2016-6-24(取材協力:JR西日本・近畿車輛)

JR西日本では,現在リニューアル中の京橋駅について,エレベータ・エスカレータやトイレなど,増設や改良された設備の使用を開始すると発表した.

大阪環状線京橋駅,リニューアル設備の使用を順次開始

 京橋駅は,大阪環状線のほかにも複数の鉄道路線が乗り入れる大阪「ヒガシ」の玄関口として,同エリアの魅力あるまちづくりの一端を担うと同時に,ターミナル駅としてふさわしい機能を整備するために,「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として2017(平成29)年8月からリニューアル工事を進めている.これまで,駅業務施設の移設などを中心に進めてきたが,2020(令和2)年3月から4番のりば(大阪環状線 外回り)の可動式ホーム柵が使用開始となり,すべてののりばで可動式ホーム柵の整備が完了した.
 2020(令和2)年4月18日(土)からは,3番のりば(大阪環状線 内回り)と2番のりば(学研都市線)を結ぶエレベータの使用を開始する.また2020(令和2)年夏ごろには,4番のりば(大阪環状線 外回り)と1番のりば(JR東西線)および2番のりば(学研都市線)を結ぶエレベータについても使用を開始する予定.これにより大阪環状線とJR東西線・学研都市線の乗換えは,各エレベータ1回の使用で可能となる.また,エスカレータについても,利用が最も多い北口改札から大阪環状線のりば間に,上下のエスカレータを増設する.

大阪環状線京橋駅,リニューアル設備の使用を順次開始

北口(西側)外観イメージ

大阪環状線京橋駅,リニューアル設備の使用を順次開始

北口(東側)外観イメージ.

 北口改札は外観デザインを刷新するとともに,駅構内を美装する.また,駅構内の店舗もリニューアルされる.あわせて,3・4番のりば(大阪環状線 内回り・外回り)・南口改札・西口改札も美装し,明るくきれいな駅舎を目指す.
 さらに「大阪環状線改造プロジェクト」では,駅の美装・改良で「トイレ改良」を重点項目と位置づけ,暗い・臭い・汚いの解消を基本に,社会環境の変化も踏まえた設備の充実も加えて集中的改良を進め,京橋駅以外の18駅でリニューアルが完了している.
 京橋駅では,最も利用が多い北口トイレをリニューアルし,4月26日(日)から使用を開始する.多機能トイレやベビーケアルーム(授乳室)・こどもトイレ・パウダーコーナーが新設されるほか,個室の空き状況が一目でわかるモニターをトイレ前に設置する.また,南口・西口トイレについても順次リニューアルを行なう.

特記以外の画像はJR西日本のニュースリリースから

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