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JR東日本,5月29日から6月1日にかけて渋谷駅の線路切換工事を実施 〜埼京線新ホームの供用を開始〜

JR東日本E233系7000番台

写真:JR東日本E233系7000番台  編集部撮影  川越車両センターにて  2013-6-12(取材協力:JR東日本)

JR東日本東京支社は,2020(令和2)年5月29日(金)22時ごろから6月1日(月)4時ごろまでの間,渋谷駅での線路切換工事を実施すると発表した.

JR東日本,5月29日から6月1日にかけて渋谷駅の線路切換工事を実施

 渋谷駅では,2015(平成27)年から駅改良の本体工事に着手し,駅南側にある埼京線ホームを山手線と並列化する工事を進めている.今回の工事は,2018(平成30)年に実施した埼京線上り線路の切換工事に続いて,下り線路の切換工事を実施する.下り線路の工事にあわせ,新宿方面にある宮益架道橋の鉄桁を改築(回転・移動)し,山手線ホームと並列させる形で新しい埼京線ホームを設置する.新しい埼京線ホームは,南改札とハチ公改札と直結し,現在の埼京線ホームについては,新南改札への連絡通路として整備する.なお,悪天候などにより工事が実施できない場合は,7月3日(金)から6日(月)の同時間帯に延期される.

JR東日本,5月29日から6月1日にかけて渋谷駅の線路切換工事を実施

 上記工事にともない,5月30日(土)・31日(日)の2日間,埼京線と湘南新宿ラインや両路線に乗り入れる列車,特急列車において,大幅な運休や始発駅・終着駅の変更を実施する.埼京線は大崎—新宿間が運休し,新宿駅で大宮方面にへ折返し運転とし,相鉄線・りんかい線との直通運転を中止する.湘南新宿ラインでは,宇都宮線・高崎線直通列車と横須賀線直通列車が大崎—新宿間で運休し,宇都宮線・高崎線直通列車は新宿駅で大宮方面に,横須賀線直通列車は大崎駅で横浜方面に,それぞれ折返し運転を実施する.あわせて東海道線直通列車は全区間(小田原—新宿間)運休となる.
 このほか,相鉄線直通列車についても,大崎—新宿間で運休し,大崎駅で羽沢横浜国大方面に折返し運転となる.これにともない,埼京線との直通運転を中止する.また,東海道本線の小田原—品川間では列車の増発を実施し,山手線では一部時間帯での列車増発と時刻変更以外は,通常運転となる.
 特急列車については,“成田エクスプレス”が東京・品川—新宿・池袋・大宮・高尾間で運休する.“踊り子”・“サフィール踊り子”は,新宿・池袋発着の列車を東京発に変更し,武蔵小杉駅は通過となる.なお,“日光”・“きぬがわ”・“スペーシアきぬがわ”は通常運転となる.また特急以外では,“ホリデー快速ビューやまなし”が運休となる.

JR東日本,5月29日から6月1日にかけて渋谷駅の線路切換工事を実施

 渋谷駅では,引き続き山手線の線路切換工事を予定しており,山手線内回りを東側に横移動させ,内回り側ホームを拡幅したあと,山手線外回りについても西側に横移動させ,外回り側ホームを拡幅する.なお,工事時期については決まり次第,発表される.

写真・画像は特記以外JR東日本のニュースリリースから

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