東京地下鉄(東京メトロ)とメトロコマースは,INFORICH(インフォリッチ)が運営する,スマホ充電器レンタルサービス「ChargeSPOT」を,東京メトロ駅構内で開始すると発表した.
「ChargeSPOT」は「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに,2018(平成30)年4月からサービスを開始.全国の駅や,空港・商業施設・飲食店・コンビニエンスストア・公共施設などを中心に設置場所を拡大.現在では全国に10000ヵ所以上(うち都内は5000ヵ所)にバッテリスタンドが設置されており,東京メトロ線内では,2020(令和2)年2月6日(木)の有楽町線有楽町駅への設置を皮切りに,順次設置駅を拡大する.
バッテリ仕様は,容量5000mAhで,一般的なスマホ1.5回から2回分のフル充電が可能.iOS・マイクロUSB・USBタイプCの各規格に対応する.
料金は,レンタル開始から1時間未満が150円,その後48時間未満が300円,さらに最大7日間(168時間)まで1日(24時間)150円で利用できる.レンタル開始後168時間を超えた場合は,合計2280円(利用料・違約金1230円をそれぞれ含む)の支払い義務が発生する.決済方法は,クレジットカード,キャリア決済,LINEpay(LINE版のみ)から事前に選択し,登録を行なう.
利用方法は,専用アプリをインストールしてアカウント登録後,近くのバッテリスタンドを検索し,バッテリスタンドに表示されているQRコードをアプリ内のカメラで読み取ることでスタンドのスロットからモバイルバッテリを借りることができる.返却時は,最寄りのバッテリスタンドを検索し,空きスロットにモバイルバッテリを差し込むと利用時間が表示され,事前に登録された方法にて完了となる.なお,震度6以上の地震発生時には,バッテリを48時間無償で提供する(利用時は,アプリのインストールが必要).
画像:東京メトロ提供