箱根登山鉄道では,強羅—早雲山間をつなぐケーブルカーのリニューアル車両について,2020(令和2)年3月20日(金)の始発から営業運転を開始すると発表した.
リニューアル車両は,台車部分は既存のケーブルカーのものを使用したもので,デザインは沿線の新緑や,紅葉に映えるシンプルなデザインを基調とする.1号車は,鉄道車両アレグラ号(3000形)と同じバーミリオンはこね色に,2号車は,箱根山から見る青空をイメージさせる青色となる.
アクセントの文字表記は,優雅な印象を醸し出すゴールドの筆記体切文字を中心に配置.また,両端にはケーブルカーの複線部をイメージした「リボン状のモチーフ」などをデザインした.
なお,リボンには,「強羅と早雲山をつなぐ・結ぶ」,「鉄道とロープウエイをつなぐ・結ぶ」,「人と人とをつなぐ・結ぶ」,「リボン(RIBBON)→リボーンREBORN(再生・復活)への祈り」などの意味が込められている.
画像:箱根登山鉄道のニュースリリースから