小田急電鉄は,2020(令和2)年1月29日(水)から,USBポートを設置したベンチ「チャージングベンチ」の使用を開始すると発表した.
「チャージングベンチ」とは,アドセック株式会社が,駅空間を「Charging Station」として待つ時間を価値ある時間へ変え,価値ある駅へ進化することをコンセプトに開発されたもの.
「チャージングベンチ」には,デジタルデバイスの充電に使用できるUSBポートを,1台に2つあるひじ掛けに4口設置.また,西口地上改札口から入場する利用客の視認性を高め,訪日外国人旅行者にも分かりやすくするため,充電を想起するアイコンサインをベンチ側面に表示するほか,従前設置のベンチから座面を50mm高くすることで,立ち上がりの際の負担軽減となる工夫も施した.
利用時間は,始発から終電までで,特急ロマンスカーが発着する小田急線新宿駅の2・3番ホームに設置し,既存の10台のベンチに置き換える.
写真:小田急電鉄提供