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近畿日本鉄道,3月14日にダイヤ改正を実施

近畿日本鉄道80000系「ひのとり」

写真:近畿日本鉄道80000系「ひのとり」  編集部撮影  高安検修場にて  2019-11-20(取材協力:近畿日本鉄道)

近畿日本鉄道では,2020(令和2)年3月14日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.

 特急列車では,大阪難波—名古屋間と大阪難波—奈良間で新形特急「ひのとり」の運転を開始する.名阪特急では平日12本,土休日12本に充当する.阪奈特急は,平日の大阪難波22:20発と奈良6:30発,土・休日は大阪難波20:35発と奈良8:13発に充当される.ダイヤ改正以降も,2021(令和3)年3月までに大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時0分発ほか,土・休日の一部の名阪特急を順次「ひのとり」に変更する.大阪難波・名古屋毎時30分発と名古屋5:58発の名阪特急については,順次アーバンライナーでの運転とする.
 あわせて,一部の名阪特急については,所要時分の短縮を図り,鶴橋・名古屋間を1時間59分で運転する列車を毎日1本から5本に増やす.
 早朝時間帯には,名張発名古屋行き特急1本を増発するとともに,松阪発名古屋行き始発特急の時刻を繰り上げ,名古屋駅6時台に到着する特急を新たに運転する.また,平日には,奈良21:30発の大阪難波行き特急を増発するほか,一部の特急で始発駅や行先を変更する.

阪神線直通の快速急行

写真:阪神線直通の快速急行  百々貴俊撮影  石切にて  2016-5-20

 一般列車関係では,土・休日の奈良線において,現行6両編成で運転されている阪神線直通快速急行を,8両編成に変更する(一部列車を除く).あわせて奈良19:56発尼崎行き快速急行を神戸三宮行きに変更し,神戸三宮行き快速急行の運転時間帯を30分拡大する.神戸三宮発奈良行き快速急行の最終列車については,神戸三宮20:14から21:20発に変更する.これにより,神戸三宮発奈良行き快速急行の運転時間帯を1時間6分に拡大する.
 大阪線では,平日の早朝時間帯に,五位堂発大阪上本町行き急行2本を増発する.あわせて大阪上本町行き快速急行3本を急行に変更する.また,平日の大阪上本町5:37発伊勢中川行き急行を新たに運転する.なお,大阪上本町6:00発五十鈴川行き急行は,大阪上本町6:14分発大和八木行き急行に変更する.
 さらに,大和八木5:08発大阪上本町行き区間準急を5:00発に変更し,発車時刻を8分繰り上げる.河内国分5:15分発大阪上本町行き区間準急については,5:11分発に変更し,発車時刻を4分繰り上げる.
 生駒線では,運転本数・発着時刻の変更を実施し,南大阪線・長野線・名古屋線でなどで始発列車の時刻の繰り上げなどを実施する.このほか,利用状況などに応じて列車の運転本数や運転区間,種別,時刻などの見直しを行なう.

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