「きかんしゃトーマス」マスターライセンスを保有するソニー・クリエイティブプロダクツと大井川鐵道は,2020(令和2)年の「きかんしゃトーマス号」運転について,トーマスの権利元の承認を経て実施していくことを決定したと発表した.
2014(平成26)年からアジアで初めて走行を開始した「トーマス号」は,その後2015(平成27)年に「ジェームス号」が,2016(平成28)年に「バスのバーティー」が加わり,以降も人気キャラクターたちが仲間に加わるなど,大きな話題になっている.
2020(令和2)年は,原作出版75周年を記念したさまざまなスペシャル企画の実施を計画しており,5月から6月には,「トーマスのはじめて物語」に登場する,「緑色のトーマス号」を期間限定で運転する予定.「トーマスのはじめて物語」は,作者のウィルバート・オードリーが息子の誕生日にプレゼントした手作りの機関車のおもちゃが緑色であったエピソードをもとに,きかんしゃトーマスの原作出版70周年を記念して制作された長編アニメ作品で,トーマスが初めてソドー島に来たころの緑色のボディを再現するとのこと.なお,詳しいスケジュールなどは今後,随時発表される.
写真提供:大井川鐵道
© 2019 Gullane (Thomas) Limited. / © 2020 Gullane (Thomas) Limited.