JR北海道は,H100形気動車の量産車を苗穂運転所で報道陣に公開した.
H100形は,キハ40系の置換えを目的に導入された電気式気動車で,2018(平成30)年に量産先行車が2両落成し,基本性能の確認・検証などが行なわれてきた.
今回,量産車として13両が導入され,2020(令和2)年3月14日(土)のダイヤ改正から,量産先行車を含めた15両が函館本線長万部—小樽間に投入される.この区間のワンマン列車36本すべてがH100形で運転されるほか,札幌—小樽間でも1本運転する(キハ201系気動車は現行どおり使用される).
H100形の営業運転開始にあわせて,長万部—小樽間の各駅では,乗客がボタンを押してドアを開閉して乗降する方式とし,同区間を運転するキハ201系についても同じ扱いとなる.
写真はいずれも加藤 勝撮影(取材協力:JR北海道)