東急電鉄は,『旧3000系「緑の電車」ラッピング列車』を,2019(令和元)年11月25日(月)に雪が谷検車区で報道陣に公開した.
このラッピングは,2017(平成29)年度から実施されている『池上線活性化プロジェクト』の一環として,2019(令和元)年10月9日(水)から12月8日(日)まで行なわれている『あなたも!行けばアガる↑キャンペーン』によるもの.
池上線・旧目蒲線で1989(平成元)年まで活躍し,「緑の電車」の愛称で親しまれた旧3000系車両をモチーフとした緑色のラッピングが1000系1013編成(クハ1013+デハ1213+デハ1312)に施されている.この編成は,両先頭車両の貫通扉が車体中央にあり,運転室前面窓上の車番表記とあわせて,旧3000系の姿を思い起こさせるものとなっている.
池上線・東急多摩川線では,昭和20年代のデザインを復刻した「きになる電車」が2016(平成26)年から運転されており,今回の報道公開では両編成が並ぶシーンも披露された.
写真は編集部撮影(取材協力:東急電鉄)