カトーは,EF81形交直流電気機関車を1/80スケールで製品化すると発表しました.
製品は,ローズピンクと呼ばれる「一般色」と,赤い車体と側面の流れ星が特徴で,根強い人気を持つ「北斗星色」の2種を設定.一般色は国鉄時代の1980(昭和55)年から1982(昭和57)年,敦賀第二機関区に所属したブルートレインけん引時の姿がプロトタイプ.窓ガラスグレーHゴム,ヘッドマークは“日本海”・“つるぎ”,車輪はボックス輪心を採用.ナンバーは「97,105,106,108」が付属します.北斗星色は,2008(平成20)年から2012(平成24)年の“北斗星”1往復化後の田端運転所に所属した,EF510形500番台登場前後の姿がプロトタイプ.窓ガラスのHゴムは黒色で,車輪は圧延プレート輪芯を採用します.また,ヘッドマークは“北斗星”(銀縁)・“夢空間”,ナンバーは「78,88,93,98」が付属します.
また,これまでに発売されているEF510と同様に,滑らかでけん引力の高い走行性能を実現したコアレスモータの台車動力ユニット方式を採用します.テールライト点灯ギミックも装備し,小さいスペースでの入換遊びにも最適な商品です.このほか,製品で省略したディティールを再現できる「グレードアップパーツセット」も同時発売し,時代設定や細部形態を自分好みにカスタマイズ可能です.
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写真はいずれも編集部撮影(取材協力:カトー)