新京成電鉄では,くぬぎ山—鎌ヶ谷大仏間で進めている連続立体交差事業の進ちょくにともない,上り線を高架化し,2019(令和元)年12月1日(日)の始発から初富・新鎌ヶ谷・北初富の3駅で上り線(松戸方面)の乗り場を高架上ホームに変更すると発表した.
新京成線連続立体交差事業は,鎌ケ谷市内の3.3kmの高架化により既存の踏切10ヵ所を除去し,交通渋滞や踏切事故の解消,鉄道で分断された市街地の一体化を図る目的で工事を実施しているもの.2017(平成29)年10月の下り線(津田沼方面)高架区間での運転開始に続き,全線高架での運転が開始される.
これにより,初富・新鎌ヶ谷・北初富の3駅は,上り線(松戸方面)の乗り場が変更され,初富と北初富では改札口が新しい高架駅舎に変更となる.なお,新鎌ヶ谷については,2019(令和元)年6月16日(日)の始発から,新京成線高架下に移転が行なわれる.
今後は,仮線跡地の一部区間に,側道を整備して事業が完了する予定.