トミーテックは,JR西日本の227系1000番台をNゲージで製品化すると発表しました.
227系は,2015(平成27)年に広島地区に登場し,2018(平成30)年には,和歌山線・桜井線・紀勢本線用として1000番台が登場しました.
製品は「JR 227-1000系近郊電車(和歌山・桜井線)セット」として,パンタグラフが1基搭載されたクモハ227が含まれる「セットA」とパンタグラフが2基搭載されたクモハ227が含まれる「セットB」をラインナップ.車体側面に扉開閉案内表示器が付いた姿が新規制作で再現されます.前面表示部は交換式で,印刷済みパーツを装着済みとし,車番は付属の転写シートによる選択式となります.
このほかモータには,新モータ(M-13)が採用され,先頭車の転落防止幌は,別パーツとして先頭車同士を連結しない場合と連結する場合を想定した2種類のパーツが付属します.
発売予定は2020(令和2)年2月で,発売価格はセットAが10200円(税抜),セットBが10400円(税抜)です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98074>JR 227-1000系近郊電車(和歌山・桜井線)セットA/<98075>JR 227-1000系近郊電車(和歌山・桜井線)セットB)をご覧ください.
このほか,2019(令和元)年10月に定期運行を終了した「JR105系 桜井線・和歌山線」が鉄道コレクションで製品化されると発表されています.SW004編成とSW009編成の各2両セットがラインナップされ,「団体」「臨時」の方向幕シールが付属予定です.