キヤノンは, 「EOS Rシステム」の核となる交換レンズ「RFレンズ」の新製品として「RF85mm F1.2 L USM DS」を12月下旬に発売します.
「RF85mm F1.2 L USM DS」は描写性能や操作性, 堅牢(けんろう)性などにおいて最高水準の性能を追求した「L(Luxury)レンズ」で中望遠単焦点レンズとして圧倒的な高画質を実現した「RF85mm F1.2 L USM」(2019年6月発売)に加え, キヤノン独自の「DS(Defocus Smoothing)コーティング」を採用することで柔らかなボケ表現が可能となっています.「DSコーティング」は,レンズの中心部から周辺に向け, 徐々に透過率を下げながら光を遮る効果を持つ蒸着技術で,レンズの2面に採用することで,ボケ像が大きく輪郭が柔らかくなるため, 滑らかで美しいボケ表現が可能となっています.
また,有機光学材料「BR(Blue Spectrum Refractive)光学素子」を凹凸のガラスレンズで挟み合わせたキヤノン独自の複合レンズである「BRレンズ」と,「UD(Ultra Low Dispersion=特殊低分散)ガラス」を用いたキヤノン独自のレンズである「UDレンズ」を組み合わせることで, 大口径レンズに出やすい色にじみを大幅に抑制し, 極めて高水準の色収差補正を実現しています.
オープン価格でキヤノンオンラインショップにおける販売価格は,375000円(税別)となっています.
キヤノン,「RF85mm F1.2 L USM DS」を12月下旬に発売
label