新京成電鉄では,鎌ケ谷市内で進めている連続立体交差事業において,2019(令和元)年11月30日(土)深夜に上り線(松戸方面)の高架切替工事を実施し,翌12月1日(日)の始発列車から上り線の高架線での運転を開始すると発表した.
連続立体交差事業は千葉県が事業主体となり,鎌ケ谷市と新京成電鉄が連携して進めているもので,下り線の高架化については2017(平成29)年10月に完了している.今回の上り線高架化により,鎌ヶ谷大仏—くぬぎ山間(約3.3km)の踏切12ヵ所が廃止される.
上り線高架切替工事にともない,11月30日(土)の京成津田沼発くぬぎ山行きの上り最終列車を含め3本の列車については,鎌ヶ谷大仏止まり(鎌ヶ谷大仏—くぬぎ山間を区間運休)とし,バス・タクシーでの代行輸送を実施する.あわせて,北初富・新鎌ヶ谷の列車時刻が一部変更となる.さらに,初富駅および北初富駅が仮駅舎から高架駅舎に移転する.
なお,悪天候などにより工事が中止となった場合は,12月7日(土)の深夜に切替工事を実施し,翌8日(日)の始発列車から上り線の高架線での運転を開始する.