京成電鉄・北総鉄道・都営浅草線では,2019(令和元)年10月26日(土)からダイヤ変更を実施すると発表した.
京成電鉄では,“スカイライナー”の運行本数を約1.4倍と大幅に増やし,概ね終日20分間隔で運行する.また,成田空港の運用時間延長に対応するため,“スカイライナー”の運転時間帯を拡大する(鉄道ニュース8月30日掲載記事参照).
京成本線では,“モーニングライナー”の始発駅と時刻,“イブニングライナー”の行先と時刻を変更する.また,日中時間帯の一部の特急を京成上野—京成成田間の快速特急(平日9本,土曜・休日10本)として運転し,成田への速達性を図る.都営浅草線に直通する快速列車については,平日9本,土曜・休日10本の運転区間を西馬込—成田空港間とする.
成田空港の夜間運用時間延長にともない,京成上野発の快速京成成田行き(土曜・休日は普通)を成田空港まで延長し,あわせて折返しの上り列車として普通宗吾参道行きを新設する.このほか,利用状況にあわせて列車の発着時刻や運転区間,種別などを変更する.
北総鉄道では,上り都心方面直通最終列車の新鎌ヶ谷発車時刻を23:24発から23:33発に変更し,京成高砂まで時刻を繰り下げることで,新鎌ヶ谷から京成高砂までの各駅から都心方面への利便性向上を図る.また,この列車は今回のダイヤ修正から,新鎌ヶ谷で上り最終のアクセス特急との乗り換えが可能となることから,深夜帯の成田空港方面から北総線各駅へのアクセスを改善する.
また,アクセス特急の運転時刻変更にともない,アクセス特急と新鎌ヶ谷で接続する新鎌ヶ谷発印西牧の原行き普通を19時台に1本増発する.このほか,平日・土曜・休日ともに,一部列車の行先や運転時刻などの変更を実施する.
都営浅草線では,一部列車の種別・行先と時刻の変更が実施される.