H100形「DECMO」,2020年春から函館本線で営業運転を開始へ

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2019年9月12日掲載
JR北海道 H100形

写真:JR北海道H100形  編集部撮影  苗穂運転所にて  2018-4-6(取材協力:JR北海道)

JR北海道は,H100形電気式気動車(愛称名:DECMO)について,2020(令和2)年春から営業運転を開始すると発表した.

 これは,2018(平成30)年2月から実施してきた量産先行車2両による走行試験での各種の検証を終え,量産車13両が落成することから,計15両を営業投入し,老朽化しているキハ40形の置換えを進めるもの.
 投入されるのは,函館本線 小樽—長万部間で,キハ201系を除くすべてのワンマン列車を置き換える.また,札幌—小樽間では,早朝の札幌発然別行き1本に充当される.
 H100形は,JR東日本が開発したGV-E400系に基本仕様をあわせ,そこに極寒対策などの北海道仕様を加えた車両.JR北海道では初めてとなる電気式気動車システムを採用し,ディーゼルエンジンで発電した電力により,モータで走行する.愛称の「DECMO」は,モータで走行する電気式ディーゼルカー「Diesel Electric Car with MOtors」を表現し,外観は北海道の自然を表現したカラー(グリーン,ブルーなど)とした.また,従来の一般気動車より床面高さを低くし,乗降性を向上しているほか,全自動空調装置や車いすスペース,車いす対応洋式トイレのほか,英語に対応した液晶式運賃表示が設置されている.
 今後は,2020(令和2)年度から2021(令和3)年度にかけて,H100形を60両導入する計画で,老朽化している既存車両の置き換えを順次進める.なお,具体的なダイヤなどは,詳細が決まり次第発表される.