このキャンペーンは，『三陸を笑顔でつなごう』を合言葉に，三陸地方で暮らす人たちの笑顔の写真を募集．集めた写真を同社のミシンを使用して刺しゅうにし，三陸鉄道車内に掲示する．ブラザー工業は，2011（平成23）年の東日本大震災発生以降，従業員によるボランティア活動や，従業員からの寄付による「絆ファンド」を活用して東北地方を支援してきており，今回新たな取組みとしてキャンペーンを実施する．

　告知ポスターは布製で，Tシャツなど布に印刷できるガーメントプリンタで印刷されているほか，一部文字は職業用刺しゅうミシンにて刺しゅうされており，紙では表現できない風合いになっている．笑顔の写真は，2019（令和元）年10月31日（木）まで専用WEBサイトで募集後，その中から厳選された数枚が刺しゅうされ，11月から約9ヵ月間にわたり，車内で掲示される予定となっている．

　さらに，三陸鉄道の車両のうち1両の前後面には，ブラザー工業のロゴマークとともに，合言葉『三陸を笑顔でつなごう』と書かれたヘッドマークが取り付けられる．

写真はいずれもブラザー工業提供