JR東日本横浜支社では,武蔵小杉駅の横須賀線ホームに「転落防止注意喚起センサ」と「スレッドライン」を整備すると発表した.
武蔵小杉駅ではこれまでにも駅周辺の混雑緩和・安全性向上などを目的として,2018(平成30)年4月に新南改札への入場専用臨時改札とエスカレータの設置,南武線下りホームの一部拡幅を実施したほか,2019(平成31)年3月には平日朝の通勤時間帯に横須賀線を1本増発するなど,さまざまな対策に取り組んできており,2023(令和5)年度には横須賀線下りホームの新設(2面2線化)も計画されている.
横須賀線ホームについては,ホーム上のさらなる安全性向上を図るため,階段やエスカレータ設置場所などのホームの狭い場所については,人や列車を検知する「転落防止注意喚起センサ」を整備する.これは,音声による注意喚起を行なうもので,2019(令和元)年11月末の使用開始を予定している.
さらに,列車進入時にホームで待機する利用客への注意喚起を目的として,「スレッドライン」を整備する.「スレッドライン」は列車到着時に,笠石に設置したLEDにより進行方向に流れるように点滅することで視覚的な注意喚起を促すもので,2020(令和2)年3月末の使用開始を予定している.
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