南海電気鉄道では,加太観光協会および磯の浦観光協会と共同で実施している「加太さかな線 プロジェクト」の一環として,加太線で運転している観光列車「めでたいでんしゃ」(こども)の名前が「なな」に決定したと発表した.
「なな」の由来については,この電車に乗って,加太さかな線の7駅にあるご利益を巡ることで,乗客に幸せとご縁が訪れることを願うとともに,かわいい女の子をイメージして「なな」と名付けた.また,母「さち」,父「かい」,娘「なな」の頭文字をとると「さ・か・な」となる.
名称の募集は,2019(令和元)年3月から4月まで行なわれ,応募総数は,「さち」「かい」の募集時の895名を大きく上回る1556名となった.選考は,南海電鉄社員で構成された「めでたいでんしゃ」おなまえ選考委員会で行なわれている.
このほか,名前決定を記念して,2019(令和元)年7月26日(金)の列車(和歌山市駅12:56発)から当分の間,「なな」車両にオリジナルヘッドマークを掲出する.
写真:南海電気鉄道のニュースリリースから