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JR北海道,空知運転所跡地を太陽光発電事業に活用

JR北海道,空知運転所跡地を太陽光発電事業に活用

JR北海道では,土地活用の一環として,未利用地となっていた空知運転所の跡地を,再生可能エネルギー固定価格買取制度(以下:FIT)を活用した太陽光発電事業に活用すると発表した.
 今回整備される太陽光発電設備の設置面積は31900㎡で,発電出力は1.4MW(1400kW)となる.また,年間発電量の計画は2134011kWhとしており,これは,一般家庭の481世帯分の電力量に相当するとのこと.
 「FIT」は再生可能エネルギーで発電した電気を,電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度で,売電先となる北海道電力への売電単価は18円/kWh(20年間固定),売電金額は年間計画で3500万円~4000万円としている.概算工事費は約4億円で,2019(令和元)年12月に竣工し,2020(令和2)年春に稼働予定としている.
 空知運転所は,1968(昭和43)年に岩見沢第二機関区として開設され,多くの電気機関車やディーゼル機関車が配置された機関区であったが,1994(平成6)年に廃止となった.

写真:太陽光発電設備の完成イメージ(JR北海道のニュースリリースから)

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