JR東日本では,2019(令和元)年度末までの常磐線全線運転再開にあわせて,東京都区内と仙台市内を直通で結ぶ特急列車を運転すると発表した.
東日本大震災の影響により運転を見合わせている常磐線は,最後の不通区間である富岡—浪江間の復旧工事を,国や関係自治体などの協力を得ながら進めており,2019(令和元)年度末までに帰還困難区域のうち,特定復興再生拠点区域の一部が先行して避難指示解除されることにあわせて全線での運転再開が予定されている.
特急列車の車両については,現在特急“ひたち”・“ときわ”で運用されているE657系を使用する予定で,車両増備も行なう.なお,詳細な運転再開時期や時刻・料金などについては,決定次第発表される.
写真:JR東日本E657系 編集部撮影 勝田車両センターにて 2011-6-13(取材協力:JR東日本)