東京急行電鉄は,2019(令和元)年7月22日(月)から31日(水)までの平日8日間,朝6時台において,田園都市線の臨時列車「時差Bizライナー」を,また東横線では「時差Biz特急」を運転すると発表した.
これは,『2020東京オリンピック・パラリンピック』に向けて,東京都のテレワーク・2020TDM推進プロジェクト・時差Bizを総称した「スムーズビズ」の取組の一環.上記各線での臨時列車の運転のほか,臨時列車の利用客を対象として,各種商品が必ずもらえる「時差Biz応援クーポン」をスマートフォン向け「東急線アプリ」内で配信する.
田園都市線の「時差Bizライナー」は中央林間発押上行きで,6時に中央林間を発車し,長津田,あざみ野,溝の口,渋谷,半蔵門線内の各駅に停車する.渋谷には6時43分に到着し,渋谷到着8時台の準急電車と比べて,長津田—渋谷間で約8分通勤時間を短縮できる.また,東横線の「時差Biz特急」は元町・中華街発渋谷行きで,元町・中華街を6時14分に発車,みなとみらい線・東横線内ともに特急と同じ停車駅(菊名・武蔵小杉・自由が丘・中目黒)に停車する.渋谷には6時52分に到着し,渋谷到着7時台の急行電車と比べて,横浜—渋谷間で約8分通勤時間を短縮できる.それぞれ早朝時間帯に臨時列車を増発することで,短い所要時間で都心に向かうことができるようにする.
このほか,会員制カルチャースクール東急セミナーBEによる「スムーズビズ応援!朝活講座in二子玉川」や,東急が展開するサテライトシェアオフィス「NewWork」の利用促進,グッチョイクーポン第9弾の配信などに取り組む.
写真提供:東京急行電鉄