JR西日本と鳥取県では,山陰本線を中心に運転している「名探偵コナンイラスト列車」のうち1編成について,2019(令和元)年6月22日(土)からデザインをリニューアルすると発表した.
「名探偵コナンイラスト列車」は,「まんが王国とっとり」の建国を記念し,2012(平成24)年4月に,コナンや工藤新一,毛利蘭など主要キャラクターのイラストが描かれた「黄色車両」(キハ126-15+キハ126-1015)の運転を開始.2015(平成27)年度には,「名探偵コナン鳥取ミステリーツアー」の開催にあわせて2編成目となる「ピンク色車両」(キハ126-11+キハ126-1011)の運転も開始した.
新デザインは「黄色車両」を対象とし,2両それぞれにテーマを設定.米子方のキハ126-15は青色をベースに,コナンと人気の怪盗キッドのイラストを多用し,キッドの魅力が満載なデザインとする.鳥取方のキハ126-1015は赤色をベースに,新一と蘭の恋の行方を追うようなイラストを使用したドキドキわくわく感あふれるデザインとなる.
また,新しいコナンイラスト列車の象徴として,オリジナルエンブレムを配置.さらに車内トイレ入口には,コナンのイラストと工藤新一のシルエットをデザインし,お手洗いのピクトグラムを,工藤新一と毛利蘭を模したイラストとする.
リニューアルにともない,「黄色車両」の運転は,2019(令和元)年6月15日(土)をもって終了する予定で,「ピンク色車両」については運転が継続される.
写真はいずれも鳥取県の報道発表資料から
©青山剛昌/小学館