JR東日本と日本レストランエンタプライズでは,2019(令和元)年5月29日(水)から順次,首都圏の普通列車グリーン車全線の車内販売で,汎用スマートフォンを活用したSuicaなどの交通系電子マネー決済サービスを導入すると発表した.
首都圏の普通列車グリーン車では,ビールなどのアルコール類,ソフトドリンクやおつまみ品などを販売しているが,これまでは現金決済のみ利用可能となっていた.普通列車グリーン車での交通系電子マネー決済サービスは,2018(平成30)年2月から常磐線で先行導入していたが,好評であったことから,今回のサービス拡大となった.
対象線区は,5月29日(水)から横須賀線(湘南新宿ラインを除く)と総武快速線(総武本線・成田線・内房線・外房線直通含む)で,6月5日(水)から東海道線,宇都宮線,高崎線(上越線・両毛線直通含む),湘南新宿ライン・上野東京ラインで導入される.なお,車内でのグリーン券の発売は,これまでどおり現金決済のみとなる.