JR東日本は,上越新幹線の車両をE7系に統一し,大宮—新潟間の所要時間短縮に向け,速度向上に取り組むと発表した.
現在,上越新幹線大宮—新潟間の最高速度は240km/hで,同区間の所要時間は最速1時間14分となっているが,これを最高速度を275km/hまで引き上げることで,最大7分程度の所要時間短縮を図る.また,すでに着手している上野—大宮間の工事により,最大1分程度の時間短縮を予定している.なお,大宮—高崎間を走行する北陸新幹線の列車についても,最大2分程度の時間短縮を見込んでいる.
速度向上に向けて,2019(令和元)年5月中旬から4年程度で,騒音対策などに必要な吸音板設置,防音壁かさ上げなどを行なう.
具体的な速度向上開始時期,ダイヤなどについては決まり次第発表される予定.