新京成,2019年冬に80000形を導入

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2019年4月11日掲載
新京成,2019年冬に80000形を導入

新京成電鉄では,新形車両80000形6両1編成を導入すると発表した.

 80000形は京成グループ標準車両として京成電鉄と共同で設計され,「〜受け継ぐ伝統と新たな価値の創造〜」をコンセプトに,新京成電鉄がこれまで積極的に採用し続けた先進的な技術を核とし,さらなる安全性,快適性,バリアフリー機能の向上につながる設備や最新の省エネ機器を導入する.

新京成,2019年冬に80000形を導入

 外観デザインは,質実さや実用本位を基本としつつ柔らかさを醸し出すため,丸みを帯びた形状とし,カラーリングは新たに上部にジェントルピンクのラインを配色.高架区間走行時も同社のコーポレートカラーが周囲から見えるようした.車外側面の行先表示器については,視認性を向上させるため大形化し,前面と側面の行先表示器は案内拡充のためナンバリングの表示を追加する.

新京成,2019年冬に80000形を導入

 車内には,安全性の向上のため,各車両に3台の防犯カメラを設置するほか,17インチLCD(液晶)車内案内表示器を2画面化の上,すべてのドア上に設置し,乗客への情報提供機能を拡充させる.さらにプラズマクラスターイオン発生装置を搭載し車内環境の改善を図る.放送装置については,曲線の多い路線条件を考慮して,リアルタイムで騒音に追従して音量を調整できるようにする.座席は座り心地を向上させるため,背もたれを従来より高くするなどN800形から改良し,端部の袖仕切りは,ガラスを採用する.先頭車については,すべての乗客が心地よく利用できるよう従来と同等の車いすスペースを,中間車にはフリースペースを設置し,快適性を向上させる.

新京成,2019年冬に80000形を導入

 環境負荷低減としては,モータへの電流を制御する部品に最新の半導体を使用したフルSiC-VVVF制御装置を搭載し,現在N800形に搭載しているIGBT-VVVF制御装置と比較して19%の消費電力を削減する.また,その他の機器も最新技術を導入する.
 なお80000形は,2019年冬から新京成線の松戸—京成津田沼間で営業運転を開始する予定.

写真はいずれも新京成電鉄提供