山陽電気鉄道は,本線の大塩駅について橋上駅舎化と歩道橋整備を実施すると発表した.
これは,「鉄道駅総合改善事業(鉄道側事業の橋上駅舎整備と都市側事業の歩道橋整備を一体的に行ない,駅機能の向上を図る事業)」として,姫路市と協力して行なわれるもので,歩道橋整備については,姫路市が事業主体となる.
この事業により,駅の南側からのアクセスが可能となり,エレベーターや多機能トイレ といったバリアフリー施設の整備によって利便性が向上するほか,上りホームを延伸することで,6両編成で運転される特急列車で行なわれている1両扉締切扱い(ドアカット)が解消されるとともに,構内踏切が廃止されるため,安全性も向上する.
このほか,大塩駅東側にある大塩踏切道の歩道拡幅や駅前広場整備,付近道路の交差点改良などの周辺整備もあわせて実施される.
事業の完了は2021年3月の予定.
写真はいずれも山陽電気鉄道のニュースリリースから