阪神電気鉄道では,近年増加している訪日外国人対応の一環として,2019(平成31)年3月20日(水)から,阪神なんば線を中心に列車内の多言語自動放送を導入すると発表した.
多言語自動放送が導入されるのは,阪神なんば線で運転されている1000系,9000系車両と,阪神線に乗り入れている近鉄車両で,7時から20時までの時間を基本として,車掌がタブレット端末を操作することで自動放送を実施する.対応言語は,日本語,英語のほか,一部,中国語,韓国語にも対応.さらに駅構内でも,異常時における案内の一部を多言語化することでサービスの向上を図る.
なお,同社では,これまでに主要11駅において,翻訳専用端末や翻訳アプリ搭載のタブレット端末を活用した旅客案内サービスや,梅田・西九条・神戸三宮の各駅に自動外貨両替機を設置している.
特記以外の写真は阪神電気鉄道のニュースリリースから