JR東日本では,2019(平成31)年3月16日(土)にダイヤ改正が行なわれ,篠ノ井線系統の一部列車で運行形態の変更などが実施されました.
これにともない,2004(平成16)年から平日朝のみ運転されていた“おはようライナー”が2019(平成31)年3月15日(金)の運転をもって廃止されました.
“おはようライナー”は,2004(平成16)年10月から松本—長野間(長野行きの片道のみ)で運転を始め,2005(平成17)年からは塩尻始発として運転区間を延長し,松本—長野間などの通勤輸送に貢献してきた列車です.運転開始以来,長野車両センター所属の189系を使用して運転されており,近年では189系を使用した唯一の定期運行列車としても注目を浴びていました.
なお,ダイヤ改正以降は,“おはようライナー”と同時刻での快速列車が,211系6両編成で運転される予定となっています.
また,E257系0番台が使用されていた長野—松本間の快速列車についても,改正後は211系6両編成に置き換えられます.
写真:稲荷山—篠ノ井間にて 2019-3-15
投稿:及川 裕大