ED14 1が解体のため陸送される

ED14 1が解体のため陸送される

近江鉄道では,ED14形電気機関車の最後の1両となる1号機が,2019(平成31)年3月13日(水)から14日(木)にかけて,解体のため陸送で搬出されました.
 ED14形は,1926(大正15)年に米国ゼネラル・エレクトリック社で製造され,東海道本線の電化開業のために合計4両が日本に輸入された電気機関車で,のちに中央線,飯田線,仙山線で活躍,とりわけ1号機は,1952(昭和27)年の『第7回国民体育大会』で,天皇,皇后両陛下のご乗用になるお召し列車のけん引を担いました.
 1962(昭和37)年から1966(昭和41)年にかけて,ED14形の4両すべてが近江鉄道に集結,セメント原石輸送のほか,石油輸送や除雪にも活躍しました.
 舶来の貴重な電気機関車としての価値は引退後も認められ,2007(平成19)年には彦根駅構内に開設された「近江鉄道ミュージアム」で展示されていましたが,同館の閉館にともない,このたびの処分となったものです.

写真:彦根車庫付近にて 2019-3-13
投稿:笹田 昌宏

2019年3月14日掲載