トミーテックは,223系2000番台のテストショットを公開しました.
製品は,妻面にビードのない車両をプロトタイプとして製作.<98327>基本セットAは,4両のV編成が再現できるほか,<98329>増結セットと組み合わせることで,8両のW編成が再現できます.また<98328>基本セットBは6両のJ編成が再現できます.
クハ222・クモハ223の運転台側前面に転落防止幌のない姿で,運転台側はTNカプラー装着済み,スカート下部が延長された姿で再現されます.前面表示は印刷済みパーツ装着済みで,交換用パーツが付属します.車番は選択式で転写シートが付属し,ヘッド・テールライトと前面表示部は常点灯基板装備でON-OFFスイッチ付きです.
また,JR四国5000系“マリンライナー”M1・M6編成をNゲージスケールで製品化すると発表しました.
5000系M1編成は,青帯と「桃太郎とイヌ」のロゴマーク付きで,5100形の運転台側連結器に電気連結器がある姿が再現されます.M6編成は赤帯と「桃太郎とキジ」のロゴマーク付きで,5100形の運転台側連結器に電気連結器がない姿を再現されます.両セット共通の特徴として,クハ222・クモハ223はスカート下部が延長された姿を再現し,JRマーク・グリーンカーマーク・ロゴマークは印刷済みとなります.車番は5000系が印刷済みで,223系5000番台は転写シートによる選択式となります.前面表示は印刷済みパーツが装着済みで,交換用パーツも付属します.
このほか,キハ40系,キハ58系,キハ45系「広島色」が,それぞれハイグレード仕様で製品化されます.各製品ともTNカプラー(SP)を標準装備し,ヘッドライトはカラープリズムの採用により,電球色に近い点灯を再現.ヘッド・テールライトと前面表示部は常点灯基板となります.
キハ40系は,更新される前のキハ40形2000番台・キハ48形0番台・キハ47形0番台の3種類が製品化されます.前面表示は「普通(白地)」が装着済みで,交換用表示パーツに「快速」・「普通(紺地)」が付属します.Hゴムは,キハ40形・47形がグレー,キハ48形が黒色で再現され,前面窓ガラスはデフロスタ付きとなります.
キハ58系「広島色」は,タイフォンがシャッター式で,前面表示は印刷済みパーツ「普通(白地)」が装着しています.Hゴムは黒色で再現され,台車はDT22を装備します.
キハ45系「広島色」は,両運転台のキハ23形と片運転台のキハ45形が製品化されます.前面表示は「普通」と白地のみの2種類が付属します.それぞれタイフォンが別パーツによりスリット・ふた付きが選択可能で,Hゴムは黒色で再現されます.
写真:編集部撮影(取材協力:トミーテック)