トミーテックでは,JR北海道キハ40形350番台とキハ40形400番台を,それぞれセットでハイグレード仕様によりNゲージで製品化すると発表しました.
キハ40形350番台は,日高線用として機器更新により1998(平成10)年に登場し,白・青・ピンク・緑の独特のカラーリングが特徴です.製品はこれまで<8440>として単品で販売されていたものをセット販売とし,前面ジャンパ栓用の凹みがある車両と埋められた車両のセットとなります.エンジン吸気口ルーバがない側面を再現し,馬をイメージした日高線のロゴは印刷により再現されます.
キハ40形400番台は,札沼線末端区間のキハ53形500番台の後継車として,ワンマン改造のキハ40形700番代をベースに改造し,1996(平成8)年に登場しました.製品は,これまで<8441>として単品で販売されていたものをセット販売とし,機器更新により変更されたDMF13系エンジンの床下と,エンジン吸気口ルーバがない側面が再現されます.前面表示は交換式で「新十津川—石狩当別」を装着済み.交換用パーツとして「学園都市線」「浦臼—札幌」が付属します.
写真はいずれも編集部撮影(取材協力:トミーテック)