いすみ鉄道では,2019(平成31)年3月16日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,平日の沿線高校の通学時間帯について,大原でのJR外房線との接続をこれまでどおり確保するとともに,そのほかの時間帯についても,大原での乗換えにともなう時間の縮小を図るなど,ダイヤの見直しを行なう.平日の運転本数については,現在の12往復から1往復増やし,13往復にするとともに運転間隔を全体的に調整する.利用の少ない早朝の大多喜—上総中野間の列車については,運転時刻を見直す.また,金曜日のみ運転している,大原—大多喜間の最終列車(花金列車)については,利用状況を踏まえ運転を取り止める.
休日の国鉄形ディーゼルカーで運転されている快速列車・急行列車の一部などは,運転時刻を変更したうえで,使用車両を通常車両(いすみ形)に変更する.これにより国鉄形ディーゼルカーが現在の3往復から2往復に変更される.
このほか,レストラン列車のうち「お刺身列車」については,2019(平成31)年4月以降の運転を取り止め,夏以降に新たな企画を展開する.通常車両(いすみ形)については,企業などからラッピングの公募を予定し,現在のムーミンのラッピングについては,3月末で終了となる.