JR貨物では,2019(平成31)年3月16日(土)のダイヤ改正から,「平成30年7月豪雨」などによる災害により,一部運休となっていた山陽本線経由の貨物列車について,運転を再開すると発表した.
これは,山陽本線の一部区間で,完全復旧に向けた作業を行なう時間の確保と,徐行運転の継続などにより,2018(平成30)年10月の運転再開後も一部列車の運休が発生していたが,作業が進ちょくしたことから,運休列車については時刻変更と途中駅作業追加・取りやめなどを実施し,運転を再開する.
再開する列車は,上りが9050列車から3050列車(福岡貨物ターミナル→大阪貨物ターミナル),1074列車(福岡貨物ターミナル→岡山貨物ターミナル),下りが5037列車(東京貨物ターミナル→福岡貨物ターミナル),3051列車(大阪貨物ターミナル→福岡貨物ターミナル,運転開始は3月17日)となる.
同社では今後も完全復旧へ向けて作業を行なう時間を確保する必要があることから,一部列車については時刻の変更が発生するとしている.