京成電鉄では,駅ホームの安全性向上のため,空港第2ビルにホームドアを設置し,2019(平成31)年2月から順次使用を開始すると発表した.
今回ホームドアが設置されるのは,空港第2ビルの下り線ホーム(2番線・4番線)および上り線ホーム(1番線・3番線)で,1番線・2番線は成田スカイアクセス線,3番線・4番線は京成本線の列車が停車する.下りホームは2019(平成31)年2月23日(土),上りホームは3月17日(日)のそれぞれ始発から使用が開始される予定.
同社におけるホームドアは,日暮里に続いて2駅目で,空港第2ビルでは“スカイライナー”用のAE形と一般車両とで扉位置が異なる個所があるため,一部に大開口を確保できる伸縮式のホームドアが設置される.さらに今後は,成田空港についても,2019年度中のホームドア設置に向けて,関係者と調整が進められる予定.
このほか,空港第2ビルでは,成田スカイアクセス線のホーム(1番線・2番線)への多機能トイレの設置や,すでに整備しているトイレのリニューアル工事が行なわれるほか,空港第2ビル・成田空港両駅でホーム照明の一部がLED化される.
写真:日暮里駅のホームドア(京成電鉄のニュースリリースから)