多摩都市モノレールでは,立川南駅のリニューアルについて,2018(平成30)年12月13日(木)に工事が完成すると発表した.
コンコースは,天井や壁を明るい白色系で統一し,天井の一部に駅周辺の多様な要素をデザイン文字で表現することで,立川南エリアの街のにぎわいにマッチしたデザインとした.なおデザイン文字は,立川市キャラクター「くるりん」の作者である鳥澤安寿氏とコラボレーションにより作成した.また,コンコース照明については,時間帯によって変化し,朝は明るい昼白色,昼は穏やかな白色,夕方は暖色の光で利用客を迎える.
ベンチは奥多摩で採れる高品質な木材である「多摩産材」を活用し,明るいコンコースにマッチする印象的なデザインとし,一部のベンチには,コンセントとUSBポートを設置した.
トイレについては,ベビーカーなども入れる広めのブースの設置や,すべての便器を温水洗浄機付きの洋式とした.また, ベビーチェア,ベビーシート,パウダーコーナーなども配置した.
さらに,2018(平成30)年7月に改訂された国土交通省のバリアフリー整備ガイドラインに対応し,ホーム誘導ブロックの配列変更や音声案内装置の増設を実施したほか,地域の特産品販売やPRなどにも活用できる臨時売店スペースを新たに設置した.
なお,立川南駅のリニューアルを記念したイベントとして,12月23日(日祝)には,同駅で『たまモノFUN』が開催され,リニューアル完成記念ノベルティ(多摩産材コースター)の無料配布や,立川市キャラクター「くるりん」などが登場する予定.
写真:多摩都市モノレールのニュースリリースから